私共 さの萬のドライエイジングへの取り組みは、2006年から始まりました。
当社のドライエイジング技術は、アメリカ ニューヨークの「ピータールーガー」や「ウルフギャング」など名だたるドライエイジングステーキハウスへ納品している「マスターパーベイヤーズ(Master Purveyors)社」のマークによる技術指導をベースに、日本ではじめての取り組みとして自ら試行錯誤をして確立したものです。
そして、さの萬では2008年にドライエイジングビーフを完成させ、販売を開始。
それから10年以上、現在も富士山麓熟成肉ドライエイジングビーフを製造販売し、真剣に取り組んでおります。
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そんな中、先日ある方からメールをいただきました。
「他社からドライエイジングビーフを買ったが、全く熟成の感じがしない。ドライエイジングを先駆けたものとして、業界を何とかしてほしい」
という要望が記載されておりました。
とても残念なことです。
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食肉業界の動きとして、5年ほど前に農林水産省が熟成肉のJAS規格を作ろうとしましたが、それぞれの熟成方法が違い、まとまらなかった経緯があります。
最近では、真面目にドライエイジングをすると具留まりが良くないことから、ライトエイジングなどと称して販売している業者もあります。
日本では、新しいことやブームになると大手まですぐ真似をして、まがい物を出す傾向にあり、たいへん憂慮すべき状況であると危惧しています。
さの萬では、「本物の技術で、お客様に喜んでいただきたい」
その想いで真摯に熟成肉の製造に取り組んでおります。
本物が正しく、本物として認められる世の中であることを、心から願っています。
さの萬 佐野佳治
熟成開始 短角牛
熟成約20日後 短角牛
熟成約40日後 短角牛
さの萬熟成庫
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■富士山麓熟成 ドライエイジングビーフ ポーターハウスTボーン 600-700g / マスターパーベイヤーズ
■富士山麓熟成 ドライエイジングビーフ Tボーン 600-700g / マスターパーベイヤーズ
■富士山麓熟成 ドライエイジングビーフ Lボーン 600-700g / マスターパーベイヤーズ