さの萬のこと さの萬の商品 萬幻豚

萬幻豚の生産委託先、臼井農産 臼井社長と

先日、さの萬のオリジナルの豚「萬幻豚」を生産委託している厚木市の臼井農産を訪れて、久しぶりに臼井欽一社長とお話する機会を持つことができました。

私が改めて感じたことは、臼井社長は、さの萬の萬幻豚に対する良き理解者であり、生産者でありながら消費者目線で豚を生産されている方であるということです。そして、臼井農産は、豚を育てることから屠畜して肉にするまで、最高の条件が揃っている農場であり、立地であるということを実感いたしました。

萬幻豚の餌は、さの萬独自に開発した仕様で豚に与えていただいております。臼井社長は餌を作る国家資格も持っており、飼料メーカーが作った配合飼料ではなく、専用の餌を成長に併せて配合していただいております。

とうもろこしは、価格が安く油脂分も多いため発育が早くなりますが、萬幻豚では、一切使っておりません。「さつま芋」と「麦」を使って育て、通常では160〜180日のところ200日以上かけて飼育します。

飼育の三要素「系統」「環境」「餌」と言われますが、特に重要なのが「餌」だと思います。良い餌を食べなければ、美味しい肉はできません。効率やコストを追う飼育が、現状ではほとんどといって良いと思います。

そして、屠畜時が大事です。臼井農産では、農場から10分のところに神奈川食肉センターがあります。何時間もかかって輸送される豚はストレスが多く、肉質に影響してしまいます。また、臼井農産では、前日に屠畜場に搬入して、豚の安静時間がたっぷり確保されるので、ストレスのない状態の高品質の肉ができます。

そして、臼井さんをはじめ、農場では若い人が働き、愛情たっぷりの飼育をしているとのことです。

自家配合で豚にとって、最高の肉質を作る餌を作ることができ、愛情たっぷりの飼育、屠畜環境と、日本一の全ての条件が揃って萬幻豚を作ってくれる農場は、臼井農産しかありません。

まだ、販売の段階ではありませんが、次なるプレミアムな豚を試作しております。発表できる日も近いものと、私も心待ちにしております。

 

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