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肉にまつわるエッセイ

肉にまつわるエッセイ 萬幻豚

〜萬幻豚〜 豚の名誉のために 本当に美味しい豚肉づくりへの想い

豚肉の美味しい肉をお客様にお届けしたいと、全国の美味しい豚肉と言われる豚を食べましたが、私にとって納得できる豚はありませんでした。 私の食肉の師匠、三河屋の鈴木社長が鹿児島の吹上で、「薩摩豚」という美味しい豚肉を作っていたのを思い出し、その時の場長だった柳瀬政士を訪ねました。そして、私の豚に対する思いを伝え、日本にはいなくなった豚本来の美味しさを持った豚肉を作ってほしと懇願し、富士山の裾野、朝霧高 […]…

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生ハム 肉にまつわるエッセイ

イタリア生ハム紀行

25年前になります。 イタリア料理が人気となり、本物の生ハムを見たいと世界生ハム三大産地の一つ、イタリアパルマに出かけました。(生ハム三大産地とは、イタリア パルマのプロシュット、スペインのハモン、フランスのバイヨンヌ)イタリアの生ハムが日本に向けて輸出解禁となる2年前のことでした。 ミラノに到着してホテルに入ると、音楽家ベルディの肖像画が入り口に飾られていました。このホテルで食事をして、最初に出 […]…

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さの萬の商品 ローストビーフ 肉にまつわるエッセイ

さの萬のローストビーフとは

前回はローストビーフ発祥のロンドンのシンプソンズでのことを書きましたが、今回はさの萬のローストビーフについてお話させていただきます。   さの萬でローストビーフを焼き始めたのは、約40年前になります。小売店など一般にはまだ販売されておらず、ホテルなどのパーティーで出される程度でした。 その高嶺の花であるローストビーフを販売したいと思い立ち、知り合いの料理人に指導を受け、クリスマスの時期な […]…

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肉にまつわるエッセイ

私のローストビーフとの出会い

富士山の裾野で45年以上に渡り、食肉を業としてきた私の肉への思い。生き方、考え方、また裏話などを、時々にお伝えしたいと思い、投稿させていただきたいと思います。 学生の頃に読んだ新聞の記事に、ローストビーフの発祥はロンドンのレストラン、シンプソンズであり、イギリスの食べ方は薄く切り、一方アメリカはステーキの用に食べること、さらに、薄く食べることが上品であると記載してありました。   これが […]…

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